固定金利と変動金利
神出鬼没、初登場、気まぐれなブロガーのナカウチです(笑)
さて、今回の気まぐれなブログは・・・
「固定金利と変動金利どちらが良いのでしょう?」 です。
「変動金利なら月々67,000円でお家が建てられますよ!」
「まずは変動金利で借りて、変動金利が上がりそうになったら固定金利に変えればいいんですよ!」
こんなことを言う住宅営業マンが居たら要注意です。
基本的に金利が上昇する場合は固定金利が先に上がります。
現在の金利を、変動金利0.7%、固定金利1.3%と仮定します。
5年後、変動金利0.7%、固定金利1.6%になりました。
変動金利が上がりそうな気配なので、
営業マンに言われた通り変動金利が上がる前に固定金利に切り替えました。
2500万円、35年のローンの場合、変動金利では月額67,130円だったローンの支払いが、
固定金利にすると77,385円となり月々1万円増加します。
支払総額は、10,000円×12か月×30年=3,600,000円増えることになります。
このタイミングで、0.7% → 1.6% 乗り換える勇気有りますか?
変動金利が上がるころにはすでに固定金利はさらに高い利率となってしまっているのです!!
このような理由で、変動金利が上がりそうになったら固定金利に乗り換えようというのは実際には難しいのです。
※変動金利での資金返済計画の提案にはお気を付けください。