家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
家づくりの予算をどのようにして決めましたか?
家づくりの予算を考えるとき、
・頭金+返済可能額
・頭金+借入可能額
・現在の家賃≧月々の返済額
を目安にする方は多いのではないでしょうか。
返済可能額や年収をもとにした概算は、
シミュレーションサイトに
必要事項を入力すれば、
すぐに表示されます。
(正確な金額を知るには
金融機関の審査が必要です)
なお、
「毎月返済額」「年収」「現在の借入金」
などの項目しか無い場合、
それ以外の情報は反映されません。
そのため、
あまり参考にならない金額が
表示される可能性もあります。
次に、
「現在の家賃≧月々の返済額」
とする考え方についてですが、
土地と建物を所有し続ける限り、
固定資産税を
毎年納税しなければなりません。
地域によっては、
都市計画税が課税されることもあります。
将来のメンテナンスに備えるには
積み立ても欠かせません。
そのため、
それらの費用も考慮して計算しましょう。
なお、固定資産税は、
土地や建物の実際の費用ではなく、
評価額をもとに算出されます。
メンテナンス費用は、
建物や設備の耐久性によっても異なります。
目安を知りたいときは、
担当者に尋ねてくださいね。
年収は同じでも
・子どもの数や年齢
・住んでいる地域
・ライフスタイル
などによって
返済できる金額は異なります。
そのため、
家づくりの資金を優先しすぎると、
・教育費を確保できず、子どもの進学先が限定される
・旅行など、家族の恒例行事ができなくなる
などのしわ寄せが来て、
入居後の生活を
楽しめなくなることがあります。
物価高で
家計が圧迫され続けている状況で、
新たに住宅ローンを背負うのは
怖いかもしれません。
しかし、
将来の年金生活を考えると、
賃貸住宅に住み続けるより
持ち家を取得した方が
安心ではないでしょうか。
業者によっては、
借入可能額の上限まで
予算として勧めることがあるそうです。
あなたが決めた
「安全予算」を大切にしない業者だと、
引き渡し後も
良い関係を続けていけるのか心配です…。
本日はこれまでです。
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。