住宅ローンの審査とは6!
こんにちは 建物と土地のプロ菅原です。
金融機関の住宅ローンの審査では
申込人が安定して返済・完済できるかどうかを
見極めるのが重要になります。
ですので、金融機関は個人信用情報機関に加入して
借り入れ実績を閲覧して審査に活用しているということでした。
では、個人信用情報機関に登録されていることとは
どんな記載内容なのでしょうか!
「個人信用情報開示報告書」には
銀行や信用金庫等からの借り入れのほか、
クレジット会社のクレジットカードやリボ払い、
ノンバンクなどからのキャッシングなど。
過去2年分(24回)の返済実績が遅れなく
返済されているかが記載されています。
さらに、割賦販売で購入した商品の
返済実績や残高も記載されています。
最近では携帯電話も割賦で購入している場合もあるので、
本人が借り入れしていると認識していないものもあるかもしれません。
個人信用情報は本人が知りたい場合は
個人信用情報機関に申し込み手続きをすれば
本人情報に限って閲覧や出力をしてくれます。
ご自身の個人情報を初めて取得すると、
使ってはいないけど所有している
クレジットカードやカードローンも開示されるので。
ご自身の借り入れ件数の多さに驚かれるかもしれません。
また、金融機関は個人信用情報の
どんなところをみているのでしょうか!
金融機関は少なくても3点をみています
〇金融機関からの借り入れに遅れなく返済しているかです。
個人信用情報機関の信用情報開示報告書には
個人の借り入れごとに最大で2年分(24回)の返済実績が
記載されますので、
期日通り遅れなく返済(入金)されているかをみています。
〇資金使途や借り入れ件数と毎月の返済額をみています。
借り入れ件数や毎月の返済金額が多いと
住宅ローンが返済できない可能性もあります。
〇過去に金融事故履歴などがないかをチエックします。
注意すべき事項として個人信用情報機関が提供する情報の
利用方法や情報を用いた判断基準は金融機関によって違います。
さらに金融機関は個人信用情報機関が提供する情報だけでなく
金融機関が社内で独自に所有する社内情報も活用しながら審査を行います。
当たり前のことですが、現代社会においては
金融機関から借りているお金は遅れなく返済する
という実績を重ねるという行為は非常に大切です。
では、では。
「家づくりを通じて、ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です