いざ!施工! ここが肝心!基礎工事
こんにちは 建物と土地のプロ菅原です。
さて、まず最初に始まるのは、その名のとおり、
家のかなめとなる基礎工事です。
地盤改良工事が必要な土地であれば、
地盤改良工事終了後から基礎工事に入ります。
基礎工事とは、
地面を掘り下げ、石などを敷き詰めて
コンクリートを流し込み、
その上に家の基礎をつくる工事です。
いくら最高の腕を持つ職人さんが
最高の材料を使って家を建てても、
基礎がしっかりしていなければ
いい家は建ちません。
基礎工事は見た目にはかなり地味ですが、
工事期間はおよそ1カ月かかり、
家づくりの中でとても重要な工事です。
これから将来にわたって
家を支えていく基礎は、
耐久性はもちろん、
耐震性にも深くかかわります。
しかしそんな大切な部分にもかかわらず、
あとからは隠れて見えなくなってしまいますので、
基礎工事のうちにしっかりと
自分の目で確認し、
疑問点や不明点があれば
遠慮なく責任者に質問しましょう。
基礎に鉄筋を組んで入れる
配筋という作業が終わると
配筋検査が行われます。
基礎の鉄筋の太さや間隔等をチエックします。
着工後初めての検査となりますが、
これから先、
工事にはさまざまな検査がつきものです。
躯体検査といって
柱の位置や筋交いの取付状況、
金物がキチンと図面どおりに施工されているかなど。
また、外装下地検査です、
引き渡した後の不具合として雨漏り対策で
雨水の侵入を防ぐ部分の検査です。
そして完成の検査です。
もちろん、
検査内容はすべて
プロにお任せになりますが、
可能であれば施主自身も
なるべく現場監督に説明してもらいながら
立ち合いをしてください。
自分の家が今どの段階にあるのか、
どういった工事が行われているのかを
きちんと理解しましょう。
無事に配筋検査が終われば、
型枠をつくりコンクリートを流し込みます。
養生期間を経て基礎が完成します。
型枠が取り外されると、
だんだんと家の間取りが立体に見えてきます。
あれほど苦労して考えた図面が
紙から飛び出して形になり始めました。
ここまでが建築工事の第一歩です。
ここから先、家はどんどん肉付けされ、
一歩一歩、夢に描いたものに近づいていきます。
まだまだ気は抜けません。
次は上棟式が待っています!
本日はこれまで。
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。