職人とは

おはようございます

このところずいぶんと温かくなってきましたね
おかげさまで
現場の進み具合がスムーズです

ひとつ職人の話です

基礎工事の一環で鉄筋配筋工事という一番大事な工事があるのですが
私たちの会社の工事をする方がちょ~ベテランです
この道55年なんです すごいんです
仕事の正確さ、速さ、そして丁寧さときたら天下一品です。
昔かたぎです
住宅1棟の鉄筋工事は普通3人ぐらいで2日かかります。
ですがこのお方は
ほとんど1に荷で終わります。
もちろん朝もものすごく早いです。
休憩もいつとっているのかわかりません

大手ゼネコンさんの検査も官庁の検査も
常に一発でOKだったそうです。

私たちの第三者機関の検査JIOももちろんいつもOKです。
それどころか、検査員の方が検査に来るのが楽しみなんだそうです
なぜか?
それはですね、本当の職人技が見ることができるからだそうです。
仕事の緻密さはもちろんのこと、なんと言っても仕上がりのすばらしさなんだそうです。

ですので、私も検査に行くのががとても楽しみなんです。

悩みが二つあるんです。
それは・・・・

この職人さんのあとを継ぐ人がいないんです。
息子さんは公務員になっているんだそうです。
もったいないです。

もうひとつは・・・
昔かたぎの職人さんなので
余計なことはしゃべらないんです、ただ黙々と仕事をこなすんです。
ですので、見てくれはとっても悪いんです。
よく、お施主様がお茶を用意していただくんですが
気が付いているのかいないのか・・・・・
とにかく熱中しているとほかの事が目に入らないんです。
それともうひとつありました
朝がとっても早いんです。
日の出前から仕事をしていることもあるんです。

ですから、ちょ~~職人なんです。

こんな人はこれからは出てこないだろうな、と思います。

もし縁があって私たちとお付き合いができたら 
この職人さんを宜しくお願いしますね。
でもあんまり長くはできないと思いますが。

ん~~~ん 残念。

そうそう、今日4時からのけんさのH様ご安心ください
間違いなくOKですので。

ちなみに、昨日はうちの会社の現場番人、小薬様邸の基礎のレベル確認
に行ってきました。
大きい家なので、なんと3時間もかかってしまいましたよ。
いい家ができますよ。小薬様。

                  では、では。               菅原 和彦