家づくりこぼれ話!

こんにちは 建物と土地のプロ菅原です。

 

 

ダイニングからちょっと独立したキッチンが

作られるようになりキッチンがひとつの領域のなるのです。

 

 

そして主婦の城となる一方で、

 

『私、作る人。僕、食べる人』

 

という言葉が物議となります。

 

 

このキッチンに男が入り込むようになります。

 

 

「男子厨房に入るべからず」どころか、

男も得意料理を持つのが当然として、

雑誌『dancyu(ダンチュウ)』が創刊されます。

 

 

そして、テレビの料理番組でも、

プロの料理人ではなく、

 

 

素人であっても料理の得意な芸能人が、

料理に挑戦する番組が増えます。

 

 

プロ料理人の厳格なレシピを守ることよりも、

自分たちの感性で味付けしてもよいのです。

 

 

すると完全に独立したキッチンよりも、

コミュニケーションできるキッチンが求められます。

 

 

同時に子育て中の夫婦が

ファミリールームにいる子どもに

目が届くように、

対面のキチンが主流になります。

 

 

鉄人による料理対決の時代を経て、

レストランでも厨房が見えるスタイルの店が流行ります。

 

 

さらに、料理が決して得意ではないアイドルが

料理をする番組によって、

家庭で料理を手がける人が増えると、

 

 

美味しいことよりも、

調理づくりそのものを楽しむことの方が大切になります。

 

 

対面で顔が見えるだけではなく、

何人かが一緒にキッチンテーブルを囲んで、

みんなで和気あいあいと料理を楽しむのです。

 

 

それにはアイランド型キチンが向いています。

 

そしてテレビの時代は終わり、

今やキッチンがSNSの発信の場になりつつあります。

 

 

いよいよスタジオ・キッチンの時代がやってきました。

 

 

チョット一息コラム『ご近所さん』

久しぶりの来客に、

どうせならと親しいご近所さんを呼びました。

 

 

みんなそれぞれ一品二品持ち寄って、

 

「こんにちは~!」

 

「いらっしゃ~い!どうぞ~♪」

 

 

すぐにみんなキッチン周りに集まって、

とたんにあれこれと

近況報告やら笑い話やらがはじまります。

 

 

座って、といっても座らない(笑い)。

 

 

音楽をかけて、

持ち寄ったおつまみをつまみながら、

美味しいお酒も進みます。

 

 

誰のはなしも面白く、笑い声がたえません。

 

 

そして不思議なことに、

昔から同じ話をしているのに笑ってしまう。

 

 

オチだってわかっているのに笑ってしまう。

 

 

上等な落語は何度聞いても

笑ったり涙したりしますが、

そんな感じでしょうか。

 

 

来客同士は、

「はじめまして」で始まったのに、

 

 

時間と共に昔からの友人であったかのように会話が弾む。

 

 

気軽に、約束なしに声をかけて

集まれるご近所さんは

とても大切な宝物です。

 

…早くあの暮らしに戻りたいものですね。

 

 

本日はこれまでです

おうちのはなしからでした。

 

 

では、では。

 

「家づくりを通じて、

            ご家族が幸せになるお手伝いをする」

 

私の使命です。