家づくりこぼれ話!
こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。
収納をどうする?
分散収納と集中収納をつかいこなす
家を新築して1年経つ家庭に、
どれだけの所有物があるかを調査したデータでは、
想像以上にモノがあるものです。
これだけ多くのモノがあることは、
それだけ生活が豊かな証拠でもあります。
おそらく、日本は世界の中でも、
家の中にモノがたくさんある国に違いないでしょう。
世界の国々が日本を先進国として認めていますし、
所有をかきたてるだけの商品開発力もあります。
さらに、それを買えるだけの経済力もあります。
また、日本には文化的な要素もあります。
食器などは、
そばやうどんを食べるときと、
ラーメンを食べるとき、
もしくはスープを飲むときと味噌汁を飲むときとで
器を変えて食を楽しみます。
この食文化の違いで、間違いなく世界中でも
トップクラスの食器の量があるでしょう。
この豊かさを卑屈に感じることもありません。
こうしたモノの数々が、
きれいに整理整頓されていれば、
カメラを置いてリモートの背景になっても、
よいでしょう。
しかし残念ながら、
この整理整頓が簡単ではないのです。
重ねて、家を建てたばかりの家庭での、
モノのあふれぶりを知らされる
調査データがあります。
きっと新築するまでは、
新しい家での美しい暮らしを
夢見ていたはずだと思います。
・服が収納に収まらず困っている=30.3%
・玄関には下駄箱に入りきらない靴が置いてある=27.2%
・掃除機は廊下や部屋の隅に置いてある=24.1%
・本や雑誌を部屋の隅に積んでいる=21.0%
もちろん、約4分の3の多数派は、モノがあっても、
部屋にあふれ出る事態には陥ってはいません。
整理整頓の問題ではなく、
単純に収納量が足りていないのかもしれません。
ですから、
できる限りの収納が欲しいという、
根強い要望があります。
しかし、
残念ながら収納を増やせば増やすほど、
収納するものも増えてしまうことも考えられます。
収納の奥にしまい込んで
廃棄のタイミングを失うことになるのです。
改めて、
収納をどのようにすればよいのかを、
考えてみましょう。
本日はこれまでです
おうちのはなしからでした。
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。