家づくりこぼれ話!
こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。
家はいつ建てるのか?
直近の日本での金利上昇が起きたのは、
2008年のリーマンショックに続く
2011年の東日本大震災からの復興を経て
アベノミクスで景気が
徐々に上向いていた頃でしたが、
日銀のゼロ金利政策で
それも長続きしませんでした。
今回の金利上昇は、
コロナショックからいち早く景気回復の基調に乗った
アメリカの利上げに引っ張られる形で
生きているもので、
日本自体が好景気の波に乗ったわけではありません。
ただし、
世界的にコロナが終息し好景気になれば
多少の金利上昇は覚悟しておいた方がいいでしょう。
「家を建てるのは今がいいのか、それとも
社会の状況が落ち着いてからの方がいいのか」
「今建てるとすれば住宅ローンは
固定か変動かどちらがいいのか」
最近よくお客様から質問されることです。
「思い立ったら吉日」
1年遅れればご主人の年齢も1歳上がり、
ローン完済年齢も1年遅くなります。
家は1歳でも若い時に建てるのがベストです。
さらに金利が今後上昇すると
思われるのであればなおさらです。
下表1では
金利が0.5%上がったときに
同じくらいの返済額で
買える家の総額がどれだけ変わるのかを
試算してみました。
今なら高性能の注文住宅が買えても、
金利が1%上がると標準的な建て売り住宅しか
買えないなんてことになります。
住宅ローンは固定か変動かという件、
下表2をご覧ください。
2022年2月金利でフラット35s(省エネ性能の優れた家)
の場合は国から25%の補助が10年間受けられ
固定金利1.1%で借りられます。
すると同じ4000万円の借り入れでも
変動金利0.7%との月々返済額は7,380円、
11目から金利が上がっても返済額アップは3,443円。
金利変動におびえないための保険料としては
決して高くはないのではないのでしょうか。
本日はこれまでです
おうちのはなしからでした。
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。