家づくりこぼれ話!
こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。
進化する工業化住宅
工業化をいかに生かすか
このような工業化された生産工場を、
結果的には大手ハウスメーカーも
利用して住宅を建設しています。
住宅の工業化は、
今やすべての工務店に
実現できているということです。
地元の工務店でも、
大手住宅メーカーでも
品質に大きな差はないということです。
住宅の工業化が進んでいるのは、
プレカットの構造体ばかりではありません。
屋根や外装材を始めとして、
キッチンや浴室・洗面・トイレも
住設メーカーが生産している部材を
使っていることが
一般的になってきました。
建設現場に搬入されれば、
後は取り付け工事を行うだけです。
まさにプレハブが目指していた、
工業化が実現されています。
特に浴室は一体成型でつくられることによって
水仕舞いの性能が向上し、
2階に水周りを設置することも
簡単にできるようになりました。
住宅の工業化が進化することで、
間取りの自由度も向上したのです。
また、それに伴い住宅の現場では、
新しい職種も生まれています。
左官のかわりのクロス貼りの職人が生まれ、
外装でもサイディングの取付職ができつつあります。
工業化されていることから、
品質にバラツキがないばかりか、
工期も短縮されることで、
本来の工業化の目的が、
一般の木造住宅でも達成されつつあります。
どんな住宅の工業化が進んでも、
建設現場の工事を伴う住宅では、
施主の希望に合わせてアジャストすることもあります。
また、
性能や機能など安全や安心につながる部分には、
より高い品質を求めた住まいづくりを
進める必要がありますが、
そればかりでは味気ない住宅になってしまいます。
時には手作り感のある住まいづくりも大切です。
たとえば施主が自ら壁塗りをして、
住まいづくりに参加している人もいます。
こうした細やかな対応は
地元の建設企業だからこそできることです。
現代の技術を生かし、
安心感の品質については工業化の恩恵を受けつつ、
味わいのある住まいづくりを
進めてゆきたいものです。
本日はこれまでです
おうちのはなしからでした。
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。