家づくりこぼれ話!
こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。
進化する工業化住宅
家をつくる人
家にもいろいろと不具合が起きてくるものです。
そんなときに、
自分で修繕できれば良いのですが
できないこともないこともたくさんあります。
サスティナブルに維持するためには、
手入れを欠かすことはできませんね。
アメリカ映画に出てくるガレージや地下には、
さまざまな工具が置いてあります。
日本とは違い、アメリカでは
自分の家は自分の手で修繕するのが普通であり、
ケーブルテレビでも
DIYのノウハウ番組が人気だといいます。
それだけではなく、
男子大学生の半数以上がアルバイトをするときに
ホームビルダーを選んで建築の経験をしています。
DIYのできない男子は男らしくない
と恥ずかしい思いをするのです。
また、中学・高校で習う技術の授業では、
工具の扱いはもちろん部材の見立てや
見積もりの見方も教えてくれます。
だからこそ、ガレージや地下室を持ち、
資産価値を高めるために
自宅の修繕に精を出すのです。
日本では、家のことは
大工さんを筆頭とするプロの仕事です。
学生時代に職人の経験もないので、
任せるしかありません。
じつは、
そのプロである大工の数が、
半数とはいわず3分の1ほどにも激減しているのです。
一方、
住宅着工数はピークからは
半減にとどまっています。
大工の数が減っても家をつくり続けられたのは、
プレカットなどの
工業化が進められてきたからに他なりません。
減っている大工の数も、
その内訳をみると4割近くが60歳以上で、
30歳未満の若い大工は7%しかいません。
これからさらに減少するのは見えています。
新築だけでなく、
リフォームや修繕にも
大工さんの力を借りないわけにはいきません。
その意味では、
大工さんの存在というのは社会を維持するための
インフラでもあるということです。
本日はこれまでです
おうちのはなしからでした。
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。