家づくりこぼれ話!

こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。

断熱材によっては期待通りの性能を

発揮しないこともある

断熱効果は、

UA値だけで計ることはできません。

より重要なのは施行精度です。

施工精度が悪いと

数値は単なる机上の空論になってしまい、

期待した断熱効果が得られないだけでなく、

住宅の寿命を縮めてしまう可能性もあります。

新築時にいい断熱工事をしておくことが大切です。

どんな断熱材を

どう入れるかにこだわる

「素人はそんなこと知らないから、

安い断熱材を使って

販売価格を下げた方が消費者は喜ぶはず」

と高をくくっている

住宅会社がたくさんあります。

「ちゃんと断熱材を

入れてますから大丈夫です」

という説明を鵜呑みにしてはいけません。

どんな段熱材を、

どんなふうに入れるかを確認してください。

「ほかの断熱材を使ってください」

と申し出ると、

なかには「それはオプションなので高くなりますよ」

と嫌な顔をする住宅会社もあります。

今でも住宅会社の一部には

「高価な家は売れない。

お客さんは安くなるほど喜ぶもの」

という思い込みがはびこっているのです。

そのようなイニシャルコストを偏重している

住宅会社に依頼しても後悔することは

目に見えているので、

その場で関係を断つことをおすすめします。

高性能な断熱材で

経済性も快適性も格段にアップ

そもそも袋型の断熱材は

住宅1棟分で30万円くらいです。

ところがいい断熱材を使っても、

材料費は90万円程度しかかかりません。

リフォームで断熱をやり直せば、

壁を全部剥がしてやり直しですから

1000万円台のお金がかかることもあるでしょう。

だったら、

建てるときに多少のお金をかけた方が、

はるかにおトクです。

高性能の断熱材を使った効果で

電気代が月に1万円ずつ節約できれば、

約60万円の差額は

たった5年で回収できてしまうのです。

高性能の断熱材によって

快適性も格段に向上するのですから、

そこで多少のお金を惜しむのは

賢明な選択とはいえません。

採用すべきなのは、

隙間を全く出さずに施工ができる断熱材です。

例えば、

よくおすすめするのはフェノールフォームのパネルや、

ウレタンやセルローズファイバーを使った充鎮断熱、

あるいは、

家を外から完全にくるんでしまう外張りの断熱です。

本日はこれまでです。

トクする家づくり損する家づくり からでした

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。