家づくりこぼれ話!
こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。
私らしさを演出するテクニック
我が家の
コーディネート
住まいづくりの難しさは、
なによりも目の前にないものを、
イメージしなければならないことです。
図面を見るだけで
完成をイメージするするのは、
慣れている人でも簡単ではありません。
その中で、
我が家の個性を発揮することは
さらに難しいことです。
実際に暮らしはじめて、
住まいながら個性を発揮することは
簡単に思えますが、
我が家のコーディネートも
納得できてない人は多いようです。
暮らしの空間を
コーディネートするのに、
どのような進め方をしたら良いのでしょうか。
「添」は大きさ、「控」は数
「真」が決まれば、次に「添」です。
このコツも単純で、
思った以上に
大きなものを用意することです。
「真」がしっかりとしていれば、
大きなもので負けることことはないはずです。
むしろ「添」は、
「真」のテーマを空間全体に
知らしめてくれる役割を担います。
そして、
大きさがあるだけに、
統一感の基点になってくれます。
しかし、
「添」はあくまでも「添」です。
「真」とのコーディネートが合わないものは、
大きなものを選んではいけません。
3つ目の「控」のコツは、
数です。
「真」「添」に沿って
選ばれた「控」のものであれば、
コーディネートを崩すこともなく、
数があればある程「真」への
本気度を表すことができます。
そして数は、
当然、時間や歴史も
感じさせてくれるようになります。
建築家であり芸術家であった
ミース・ファン・デル・ローエが
愛用していた言葉である
「神は細部に宿る」の通りに、
その部屋の中にある細やかなところまで、
「真」のかけらが
「控」として行き届けば、
まさに、
この空間は本物となります。
たとえば
ちょっとした手作りの小物にも
「真」が見えれば洒落ています。
おそらくこの部屋を訪れた客人が、
「控」として揃えられた
小さなかけらを発見したら
感動するに違いありません。
新築のインテリアを
どのようにコーディネートするかを
悩むだけではなく、
住まいながら
我が家流のコーディネートを
楽しむことが大切です。
しっかり時間をかけて、
自分が大切にしたいと思うものを、
ぜひ決めてみてください。
本日はこれまでです。
おうちのはなしからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。