家づくりこぼれ話!

こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。

家・職人の技と心

家を新築するにも、

リフォームするのにも、

実際に手を動かす施行者、

つまり職人がいなければ

工事はできません。

さまざまな職が増えた今でこそ

割合は減りましたが、

農林水産業とともに

国を支える国の基幹の職です。

工事が進み始めるまでは、

なかなか出会うことも少ない

職人さんたちとの出会いを楽しむのも

住まいづくりの醍醐味の一つです。

住まいづくりを

支える人たち

職人気質の真面目さ

工人が書いたことを前提にすれば、

むしろ彼らの発想が

中心であったはずです。

そのための

キーとなる文字は「陵」です。

確かに、

陵墓を最初に想像しますが、

「稜」や「菱」と

同じ意味と考えてみます。

たとえば「三稜・四菱」の

ニュアンスを持ちます。

つまり

「陵」は

単純にこの時代の「角」を表していても

不自然ではないということです。

次に

「了」の文字も、

日本では「終わる」という

意味あいが強く感じますが、

「了解」と書くように、

「理解する」という意味もあります。

さらに建築物を扱っている工人には、

「心」は「芯」に通じます。

そこで、

もう一度あらたて文字を

区切りながら書き直すと、

相見、了(解)角面、未識芯角、了(解)時者

中国語としては、

まずは自然に読め、

文章的にも成り立ちます。

ただし、

読めても意味は分かりません。

それは

「角・面・芯」の言葉が、

職人の言葉だからです。

それを理解する職人の言葉で書けば、

次のようになります。

「会った時には、

角と面の使い方は解っていました。

しかし、

芯と角の使い方は知りませんでした。

今は知るときの者となりました。」

法隆寺を建立するという

国家的な大仕事に関連している人材です。

大陸の工人も日本の工人も、

両者の見分は、

建築に関わることでした。

だとすれば、

おのずと「角・面・芯」の扱い方は

大きな問題として

扱われていたことでしょう。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

 

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。