家づくりこぼれ話!
こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。
五感を育てる家
「心身ともに
健やかに育ってほしい」。
親なら誰でも
自分の子どもに対してそう願います。
子どもの未来を考えて、
家を求める人も多勢います。
家は
長い時間を過ごす場所だからこそ、
子どもの成長に大きな影響を
与えていると考えられます。
どんな子どもに
育ってほしいかと考えることは、
どんな家にしようかと
考えることにもつながります。
子どもの感性を育てる
五感の家を考えてみましょう
“ゆらぎ”を感じる空間づくり
嗅覚を育む環境
心地よい刺激を与えてくれます。
木目と同じように、
樹種によって匂いも違います。
嗅覚は人の感覚の中でも、
もっとも順応性が高く、
すぐに環境に慣れて
匂いは感じられなくなります。
それでも、
ちょっと風が吹いて
匂いに“ゆらぎ”があると、
また新鮮な気持ちで
感じることができます。
この嗅覚では、
じつは匂いを感じる脳の部分が、
記憶をつかさどる場所と
近いところにあることが
発見されています。
ふとした匂いを感じたときに、
遠い昔の記憶が
よみがえることがあるのは
このためです。
嗅覚は、
じつは記憶の感覚なのです。
そのかわりに、
なかなか匂いのイメージを
言葉で表現することは、
誰でも苦手なことだそうです。
子どもの頃に、
さまざまな思い出と一緒に
匂いを嗅いでおくことは
将来を豊かにすることに
なるのかもしれません。
木材の匂いの成分は、
木材内の精油成分によるものです。
その中には
「フィトンチッド」
という成分があり、
森林浴で
取り上げられている成分でもあり、
精神的にリラックスし、
活力を与えてくれます。
スギから匂うほのかな香りは
やすらぎを与えてくれます。
そして、
木の香りは睡眠時の
アルファ派を増加させたり、
ストレスを和らげたり、
血圧を下げるなどの
効果があるともいわれています。
動物の多くは、
この嗅覚がとても過敏です。
人にとっても鼻が利くことは、
なにごとかの生死を分ける瞬間を
乗り越える術になるかもしれません。
おうちのはなしからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。