家づくりこぼれ話!
こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。
住宅ローンの固定金利が引き上げ?
■みなさん、ご承知のように
昨年末、
「三菱UFJ銀行などの大手銀行は、
2023年1月に適用する
住宅ローンの固定金利を引き上げる見通し」
とのニュースが報じられました。
それを受けて、
「変動金利も上がるのだろうか」
「大手以外の銀行も、
金利を引き上げるのだろうか」
と不安を感じた方がいるそうです…。
「 住宅ローンの固定金利が引き上げ? 」
■固定金利とは
固定金利とは、
「全期間」「10年間」のように、
一定期間の金利が決まっているものです。
金利を決める際は、
償還期間が10年の長期国債の
金利水準を参考にしています。
■なぜ固定金利だけ?
これまでの長期金利の
上限は0.25%でしたが、
12月の金融政策決定会合で
0.5%程度に引き上げられたからです。
一方、
変動金利は市場の短期金利と
連動しています。
現在の短期金利は
マイナス金利政策によって
低く抑えられていますが、
この政策が解除されると
金利が上昇する可能性があります。
■大手以外の銀行の動向は?
各銀行は、
他の銀行の金利や
顧客獲得状況などを見て
営業戦略を立てます。
そのため、
大手銀行に追随する場合もあれば、
敢えて金利を引き下げる場合もあります。
今回は、ほとんどの銀行が
金利引き上げに動いています。
みなさん、
金利を引き下げても、
事務手数料や保証料などを
引き上げることも考えられます。
金利だけで判断せず、
内容や総額などもチェックしましょう。
■契約中の方は大丈夫。ですが…。
固定金利引き上げのニュースを見て、
「固定金利で契約して返済中だけど、
我が家も引き上げの対象になるの?」
と心配している方がいるそうですが
大丈夫です。
固定期間中は、
金利は変動しません。
ただし、
固定期間終了後は、
その時点での金利が適用されます。
金利や家計の状況などから
総合的に判断し、
より良い返済方法を選びましょう。
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。