家づくりこぼれ話!
こんにちは建物と土地とお金のプロ菅原です。
気密性を高める断熱材を選ぶ
もはや昔の常識では、
断熱材の選び方
隙間のできない発泡ウレタン
気密性、断熱性を高める
断熱材には、
さまざまな種類があります。
その中でもおすすめなのが
「発泡ウレタン」
という断熱材です。
発泡ウレタンを
柱の間などに隙間なく
吹き付けるという方法です。
なぜならこれがいちばん
家づくりに適しているからです。
以前にZEHの基準となる
UA値のことを話しましたが、
じつは
UA値だけでは
わからないこともあるのです。
硬質ウレタンやロックウール、
セルロースファイバーなどの
断熱材も、
設計時のUA値は
発泡ウレタンと同様になります。
同じ数値なら
自家消費電力も同じように抑えられ、
光熱費も同じになるはずです。
しかし、
実際は全く違います。
以前に硬質ウレタンの
断熱材を採用しましたが、
最初は断熱効果があったものの
3年ほどで効果が激減しました。
柱と柱に硬質ウレタンを
はめ込む工法では、
経年で木が縮むと
隙間ができてしまうのです。
そのことを考えれば、
最初から発泡ウレタンを
隙間なく吹き付けておく方が
後から隙間もできず、
気密性も断熱性も維持できます。
このように、
机上で算出する「設計ZEH」と、
実際に暮らしてわかる
「実質ZEH」には
大きな差があります。
大事なのは
単なるUA値ではなく、
実際の消費電力が
毎月何Kwhなのかです。
建築業界は、
慢性的な人で不足の
状況にあります。
それだけに
職人さんの技量に頼らない
施工技術の開発が進められています。
設計図面では
施工技術は見えませんが、
自分の選んだ施工業者が
どんな技術を選ぶのか、
関心を持ってみていきましょう。
発泡ウレタンは、
ウレタン樹脂に発泡剤を加えて
発砲させる断熱材。
適材適所の発泡ウレタンで
魔法瓶のように
家を取り囲むことで、
家の気密性、
断熱性を高めることができます。
金持ち父さん貧乏父さんの家づくりからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。