家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
空間の役割
マドリを考える前に
マンションや建売住宅など、
似たようなマドリに暮らしていても
住まい方はさまざまです。
ましてや
新しい住まいを考える時、
いちばん気になるのは
マドリではないでしょうか。
でも、
いざ要望をまとめ当と思っても
なかなか使い方を
表現できないものです。
今住んでいる部屋を含めて、
空間の役割を
真剣に考えておかないと、
建てた後に失敗することもあります。
ダイニングに家族力が表れる
リビングに対してダイニングは、
食事の場という明確な
役割があります。
また、
食事というのは
生きていくうえでも大切な行為です。
その意味では、
単純にリビングよりも
大切な空間です。
リビングとダイニングが
一体になった空間では、
いつの間にかリビングよりも、
ダイニングの役割のほうが
強くなることも多いようです。
使いこなせていないのではなく、
それが自然の姿であると
考えたほうがよさそうです。
ドラマや映画でも、
家族がそろって会話をしている
シーンの多くはダイニングの
風景になっています。
考えてみれば、
日本の古民家の中心である
囲炉裏を囲んだ空間は、
まさにダイニングの
原点でもあったといっても
よいでしょう。
ダイニングについては、
ただ食卓が置ければよいとは考えずに、
しっかりと家族が自分の席を
確保する空間として
考えておくのが良いでしょう。
また、
ダイニングの隣には
キッチンがあります。
このキッチンも、
家族によって使われ方が
大きく違うところです。
炊事をしながらでも
家族の姿が確認できるように、
オープンなキッチンが
良いという人もいます。
一方、
家の中でも物が多く、
さらにいろいろと
散らかりやすい空間でもありますから、
目立たないように
隠したいと考える人がいます。
今は、
前者がほとんどといっても
過言ではないでしょう。
さらには、
家族ばかりか友達も呼んで、
みんなで並んで
料理ができるように、
キッチンを家の中心に
持ってくる人もいます。
キッチンの意味は、
まるでアトリエのように、
想像するための空間
ということになります。
そのように考えれば、
何も奥まったところに
キッチンを置く必要もありません。
家の中心に
キッチンがあってもよいのです。
おうちのはなしからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。