家づくりこぼれ話!

こんにちは

 建物と土地とお金のプロ菅原です。

収納は足りていますか?

新しい家を考えるときに、

よく聞かれるのは収納の要望です。

リフォームで、

現在の住まいの反省点も、

収納をしっかり作ることだと

考える人が多いようです。

確かに暮らし始めた時には、

整理がついていた空間も、

住み続けてゆくうちに

乱雑になってゆきます。

では収納は多くあるほど

良いのでしょうか。

そして、どのような収納術が

あれば良いのでしょうか。

集中収納のつくり方のコツ

集中収納の代表といえば、

屋内では納戸であり、

屋外では蔵です。

敷地が限られていることや、

少しでもリビングや居室を

広くしようと思うと、

蔵や納戸をつくることは

後回しになってしまいます。

ところが住宅の中には、

集中収納をつくる場所は

まだまだ残されています。

日本語で「クラ」に使われる漢字には、

「蔵・倉・庫・座」

4つがあり、

それぞれの文字が集中収納としての

イメージを表してくれています。

「蔵」は草かんむりの下にあり

土に固められた土蔵のイメージで、

宝物などを隠す場所です。

住宅の中では床下につくる収納です。

「倉」は高床の屋根の下につくる

米倉のイメージで、

穀物を貯蔵する場所です。

住宅の中では

小屋裏につくる収納です。

これらの集中収納は、

該当する床階の2分の1以下であれば

床面積には計算されない

ルールになっています。

その条件として、

天井高を1.4m以下に

しなければなりません。

また、

同様に1.5m以下の天井高であれば、

税法上も面積には

算定されない空間となります。

「庫」は文字を見た通りに

ガレージのイメージで

製品などを置く場所です。

このような場所を好むのは、

やはり男性であり、

収集してきた物に囲まれて、

至福の瞬間を過ごす場所に

なることもあります。

また、

ガレージについても、

ビルトインにすることで

延べ面積の5分の1までの

面積緩和があります。

つまり、

床下・小屋裏・

ビルトインガレージの収納は、

居住空間を狭くしなくても

つくれる集中収納となるのです。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

 

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。