家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
太陽光発電
正しく知ってかしこく暮らす
Q:原子力発電に任せればいい?
A:原子力では日本の電力の
1割もまかなえません
火力発電の原料となる石油や石炭、
天然ガスの上昇や輸送費の高騰、
火力発電の老朽化が、
電気料金の高騰や
電力ひっ迫の
原因となっています。
それを受けて、
「原子力発電の割合が増えれば、
電気料金が安くなり、
電力需給にも余裕が出るのでは?」
という声も聞きます。
確かに、
2020年度時点では
電力の4%が
原子力で発電されているに
すぎません。
ですが、
東日本大震災を機に
原子力発電所の
安全基準が強化され、
運転の許可が下りていない原発も
数多く残っています。
点検も厳しくなったため、
稼働率が6割が限度。
仮に、
現在稼働中と許可が下りた原発を
すべて動かしたとしても、
日本の総発電量の
1割にも満たないといわれています。
原発は、
日本のエネルギー危機を
根本的に解決するに至らず、
再生可能エネルギーを
増やすことが重要なのです。
Q:製造時の環境負荷が
大きすぎる?
A:エネルギーペイバックタイムは
1~3年。
環境負荷は
極めて小さいと言えます
ものをつくるのには
エネルギーが必要です。
太陽光パネルの生産によって
たくさんのエネルギーが
消費され、
気候変動につながる
恐れはないのでしょうか。
「エネルギーペイバックタイム」
という概念がります。
機器・設備の製造や
輸送、解体、廃棄に必要な
エネルギーと
同量のエネルギーを、
その機器や設備を使って
得るまでにかかる時間を
指す言葉です。
太陽光発電の場合、
エネルギーペイバックタイムは
1~3年といわれており、
ごく短時間で
ライフサイクルに必要な
エネルギーを生み出すことが
できるのです。
その後は
クリーンなエネルギーを
生み出す一方ですから、
トータルで見れば
環境負荷は極めて
小さいと言えます。
Shinken Press2022 からでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。