家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

住まい文化の栞

日本の貯蓄文化

世界中の国で物価が上がり、

日本では円安で、

海外から調達するモノの

値段が上がっています。

それに加えて

収入が上がっているとは

とても思えません。

「安い日本」といわれて、

まるでモノの値段が

上がってこなかった日本の経済が

悪かったような話を

聞くことも多くなりました。

物価が高くなれば、

企業の売り上げも収入も増えて

従業員の給料も上がるでしょうか。

それほど

簡単なものではなさそうです。

その根底には、

日本人の貯蓄志向の

国民性にもありそうです。

まさに、

このような時代が

来ることを想定して、

貯蓄をしてきた人が

多いのですから。

だからこそ、

ほかの国では考えられないほど

特殊詐欺に狙われる

高齢者も大勢います。

要因としては敗戦に加えて、

バブル崩壊で物価が

あてにならないことを

知ったからではないでしょうか。

そして日本の個人資産の

総額は増え続けて、

ついに

2,000兆円を超えました。

でも、

これだけ物価が上がると、

貯蓄志向を維持することは

できません。

家計貯蓄率は

マイナスになっています。

つまり、

所得以上に消費して

貯蓄に回せなくなっている

ということです。

それどころか、

貯蓄を切り崩す状況にあります。

さすがに

2,000兆円を食いつぶすとなると

国も維持できないでしょうし、

そのような状態になれば、

誰が高いものを選んで

買うようになるでしょうか。

そもそも

国民総生産GDPの60%は

消費者の買い物であり、

国民がこぞって物を買わない限り

GDPが伸びようもありません。

行先は暗くなるばかりです。

こんな折、

住宅ローンの金利も

上がろうとしています。

ただし住宅ローンは、

家賃の代わりになり、

備えながらローンを

繰り上げ返済することを

貯蓄と考えれば、

住宅ローン金利を預金金利と

考えることもできます。

本来は

もらうべき金利を

もらえないのであれば、

払うべき金利を

なるべく払わないように

考えればよいのです。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。