家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
命を守る家
人口動態統計から見える住宅の安全
日本の死亡者数は
年間150万人をゆうに超え、
出生数は年間80万人を切り、
人口の減少に
歯止めがかからない状況です。
また100年に一度のウィルスが襲い、
災害級の降雨や日射が続きます。
こうした多くの減少が、
人口動態統計を見ると、
住宅の安全に関する思わぬ見方を
発見することにもなります。
人口動態統計
日本の人口が1億3000万人を切り、
毎日のように
少子化対策のニュースが流れ、
深刻な将来問題を
抱えていることが伝わってきます。
それに加えて、
コロナ禍や洪水などの激甚災害、
それと灼熱による熱中症など
生命の危険にも
さらされているように感じます。
ニュースで伝わる危機感を
しっかりとしたデータで
確認できるのが厚生労働省による
人口動態統計です。
この国の最も基幹となる
データの中には、
出生数と死亡者数が、
性別はもちろん、
各都道府県に分けて
集計されています。
「命を守る家」を
テーマにしようと思えば、
この人口動態統計の中に
記されている死亡者数の
内訳を分析すれば見えてきます。
日本人では、
2人に1人が発病するともいわれる
癌を始めとした疾病が、
最も大きな死亡原因と
なっていることは誰でも
簡単に想像できることだと思います。
さらに高齢者社会に伴い、
老衰による死亡も
17万人を超えています。
そしてこの人口動態統計の
データの中で注目するのは、
「不慮の事故」による
死亡者の項目です。
2005年以降の実数を見てみました。
すると真っ先に
目につくピークがあります。
2011年に多くの死亡者を出した
東日本大震災の大津波による
激甚災害です。
病気で亡くなるのとは違い、
突然に訪れる死という現実は
残された人の心に刻まれると同時に、
このように
人口動態統計の中にも
はっきりと刻まれるのです。
おうちのはなしからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。