家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

命を守る家

人口動態統計から見える住宅の安全

日本の死亡者数は

年間150万人をゆうに超え、

出生数は年間80万人を切り、

人口の減少に

歯止めがかからない状況です。

また100年に一度のウィルスが襲い、

災害級の降雨や日射が続きます。

こうした多くの減少が、

人口動態統計を見ると、

住宅の安全に関する思わぬ見方を

発見することにもなります。

水難事故

毎年、子ども達が

夏休みを迎えると同時に、

水難事故のニュースが

流れるようになります。

夏の暑さから涼しさを求めて、

子ども達だけでなく

大人も水辺に集まります。

水辺の機会が増えれば

事故の確率が増えるのも当然です。

2021年の人口動態統計では、

年間に7,184人もの方が

溺れて亡くなっています。

交通事故による死者数の

2倍もあると考えると、

簡単に見過ごせる数ではありません。

ところが、

この溺死者の発生時期と

場所を知ると、

一瞬疑いたくなる現実があります。

溺死者事故の多くは

夏に起きているのではなく、

しかも4分の3にあたる5,398人は

家庭内で起きているのです。

つまり、

プールや海・川・池で

溺死死した人の総数よりも、

家庭内で溺れて亡くなっている人は

3倍もあるのです。

しかも、

その94%にあたる5,054人は、

65歳以上の高齢者です。

人口動態統計では、

こうした家庭内の事故の数も

公表されています。

家庭内で溺れるとすれば、

その多くは浴室です。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。