家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
命を守る家
人口動態統計から見える住宅の安全
日本の死亡者数は
年間150万人をゆうに超え、
出生数は年間80万人を切り、
人口の減少に
歯止めがかからない状況です。
また100年に一度のウィルスが襲い、
災害級の降雨や日射が続きます。
こうした多くの減少が、
人口動態統計を見ると、
住宅の安全に関する思わぬ見方を
発見することにもなります。
家庭内の事故
それでは
溺水の以外の死亡原因では、
家庭内事故は
どうなっているでしょうか。
不慮の事故による
死者数全体の中で、
家庭内で起きている
事故の割合は35%です。
たとえば、
転倒・転落という事故は、
家庭内では少なく、
3分の2以上は
外出先で起きています。
逆に、
火事などによる被害は、
ほぼ8割が自宅で発生し、
勤務先や外出先で
火災に巻き込まれるケースは
少なくなります。
確かに、
死者が発生した
火災現場のニュースのほとんどが、
戸建てや集合住宅などの
個人宅の火災によるものです。
住宅以外で起きていることが
明確である交通事故の数を除いて、
不慮の事故の総数と、
その内、
家庭内で起きている事故の数と割合を
改めて
下のグラフにしてみました。
最初に取り上げた溺水が、
いかに住宅内で起きている頻度が
高いかということがわかります。
そして、
この溺水事故には、
意外な扱いにくい側面を持っています。
おうちのはなしからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。