家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
命を守る家
人口動態統計から見える住宅の安全
日本の死亡者数は
年間150万人をゆうに超え、
出生数は年間80万人を切り、
人口の減少に
歯止めがかからない状況です。
また100年に一度のウィルスが襲い、
災害級の降雨や日射が続きます。
こうした多くの減少が、
人口動態統計を見ると、
住宅の安全に関する思わぬ見方を
発見することにもなります。
家の中の危険な場所
ニュースで流れるときは、
プールや河川でのケースが
ほとんどです。
ですから、
家の中で起きている
溺水事故の現実を
知らない人が多いようです。
ただ、
珍しいことでなければ
ニュースにならないという
理由ではありません。
事故の原因に、
本人もしくは介護者など
周囲の人の不注意が
上げられるからです。
溺水という不慮の事故によって
身内を失ったことへの
ショックに加えて、
ニュースに流れることで
2度目のショックを
受けることになってしまいます。
それだけに、
日常的な家の中で
溺水という事故が起き、
交通事故の倍、
阪神淡路大震災に匹敵するほどの人が
亡くなっているという事実を知り、
肝に命じておくことは
大事なことです。
実際の事例では、
深さが10㎝でも溺死している
ケースがあります。
何らかのきっかけで、
気を失って倒れてしまえば、
結果的に溺水が
直接的な原因となってしまいます。
また、
家庭内の溺水事故は、
発生している件数の統計が
取りにくい事故でもあります。
怪我などの場合は、
治療のため医療機関に行くことで
医学会の統計が取れますが、
溺水事故は無事であれば
医師にかかることも
少なくなります。
そのため医学会でも、
家庭内の溺水事故の発生件数は
つかめないのです。
おうちのはなしからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。