家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
レジリエンス
「レジリエンス」という言葉を
ご存じでしょうか。
今、
震災復興や社会インフラ整備の
言葉として、
国も使い始めています。
たとえば、
国土強靭化は「nationalresilince」
と訳されています。
日本語訳は
定着していませんが、
レジリエンスとは、
外力で生じた歪みを跳ね返す力であり、
心理学的には
不利な状況にあっても
平常心でいられる能力を表し、
「耐久力」「復元力」とか、
「折れない心」と訳されます。
大きな災害が来るのは、
残念ながら
一度きりではありません。
地震も洪水も大火も、
毎年のように災害のニュースは
耳に入ってきます。
災害復興とは、
その被害から一度だけ立ち上がれば
すむことではありません。
復興するためには、
レジリエンスの能力が
必要とされているのです。
津波の災害に対しても、
大きな堤防をつくれば
それで解決するのではありません。
次の災害に備え、
訓練を怠らないことも大事です。
街の姿だけが戻っても、
住民に活気が戻らなければ、
復興したとはいえません。
ご承知の、
奇跡の一本松は確かに次の防災のための
役には立たないかもしれませんが、
レジリエンス=「折れない心」を
象徴しています。
そして、
非常時にくじけないためには、
日常の活動そのものが
対策になっている必要があります。
つまり、
さまざまな病気対策や健康維持に
つながる日常的な活動そのものが、
レジリエンスを強くする
ひとつの手立てなのです。
非常時を想定した日常活動です。
その意味では、
家の庭に草木を育てることは、
家族の健康への
レジリエンス対応のようなものです。
日常の健康にも役立ち、
非常の際にも草木が役立ち、
変わらずに育つのを見ると、
また新しい生活への意欲が
湧いてきます。
庭に出て、
草木を愛でてみませんか。
おうちのはなしからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。