家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

木材の歴史

人類を支えてきた木材

地球という星の上で、

さまざまな生物が進化を遂げ

今の姿に到ります。

小さな葉緑素を持った生物が

やがて植物へと進化し、

さらに樹木として成長し、

多くの陸地で森を形成しています。

この生物としての

樹木の進化の歴史もさることながら、

人類と関わり木材として使われてきた

歴史を考えると、

どれだけ多くの恩恵を

人類が樹木から受けてきたかを

知らされます。

そして、その木材を使って、

私たちは家を建てています。

あらためて木材の価値を

かみしめておきたいと思います。

石炭と石油の時代

木材は

科学的にはフェノール系の

高分子樹脂であり、

その組成に

炭素が欠かせません。

樹木の成長に欠かせない

光合成では、

太陽光の中にも、

地中から吸い上げる水の中にも、

炭素はありません。

わずか大気中に

0.04%しか含まれていないCO2を

集めて木材を

作り出しているのです。

それは太古の姿から

変わっていません。

そして木材があるからこそ、

人類は進歩してきました。

その木材を大切に使うために、

萌芽更新や植林などの

育成手法も開発し、

強度と耐久性を増すために

乾燥させる使い方も

見つけました。

さらに木材を無駄なく

丈夫に使うために、

合板や集成材

そしてCLT(直交修正板)も開発し、

用途はビルまで

広がろうとしています。

森林の保護を含めて、

脱炭素へ向けての活動には、

もう一度、

木材へ目を向けることが

大事です。

そして住宅が、

木材を最大に生かす

活用法であることは

変わりません。

今住んでいる家、

あるいは、

新しくしようとしている

家にも、

大切な木材が

使われているはずです。

今回の木材の歴史を

かみしめて、

優しく

なでてあげてください。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。