家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
木を大切に使いましょう
どこにあるのか知っていますか?
あんなに大きく育つためには、
たくさん食べて養分を
取り込まないといけません。
普通に考えたら、
根っこから懸命に吸い上げて
育っていると考える人が多いでしょう。
というのも、
部屋の中で育てる観葉植物でも、
水と一緒に鉢に栄養を
与えています。
だから、
根っこから栄養をとっているように
考えてしまいます。
でも、
じつは樹木の口になっているのは
葉っぱです。
同じように、
私たちの胃腸のように
養分を分解し取り込んでいるのも
葉っぱの役割です。
樹木の幹や枝などを
形成する主要な成分は、
炭素化合物です。
その成分の割合は、
炭素が50%、酸素が44%、
そして水素が6%です。
つまり、
根っこから吸い上げる
水(=H2O)だけでは育ちません。
大気中の二酸化炭素から
葉っぱの光合成によって
炭素を分解し取り込んで、
幹や枝を成長させています。
だからこそ、
地球温暖化の原因といわれる
二酸化炭素を定着させる
環境の救い手としても注目されています。
木材が育つのに、
40~50年かかっているのは、
本当にわずかずつ繰り返された
樹木の生長活動の成果そのものです。
木材の年輪はまさに、
1年をかけて大気中から集めてきた
炭素の量が刻まれているものです。
その成果として形成された木材を、
簡単に使い果たしても
よいものでしょうか。
少なくとも、
樹木が成長にかかった年数を
超えて使わなければ、
いずれなくなってしまうことに
なります。
この木材を
もっと長く使うことができるのが、
住宅の部材です。
つまり、
木造住宅を建てて
大切に守り住み継いでゆくことは、
それだけでも地球環境に
貢献することになるのです。
おうちのはなしからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。