家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
リサイクルできるもの?
3R活動が提唱されています。
3つのRとは、
Recycle、Reuse、Reduceです。
使ったものを資源として分類して
集め再生産すること。
もう一度使い直すこと。
ゴミの低減など捨てることを
見直すことです。
現代社会の中では、
これらのことを
多くの人が意識しなければ
実行することはできません。
未来の子供に残す
地球環境の問題として、
皆で取り組む必要があります。
ゴミを低減することは
毎日の活動で実践し、
使い直すことには意志が必要です。
でも、
リサイクルという再活用は、
ちょっと身近ではない
遠い気持ちがあります。
その上、
資源とし集めて、分別して、
再生産し再配布するまでに使用される、
すべてのエネルギーを
勘案する必要があります。
もしかしたら、
リサイクルという言葉を
気軽に使いすぎているのかも
しれません。
環境を考えた生活といえば、
江戸時代の暮らしが
引き合いに出されます。
しかも当時の世界では、
きわめて先進的なものでした。
たとえば、
木を一本切っても、
使わない部分はありません。
農作物も、
水稲を栽培では籾殻や藁まで利用して、
3Rは徹底されていました。
最終的には灰にして畑にまいて
利用することで終わらせています。
究極は
人の排泄物まで売り買いがされる
資源として再利用されていました。
しかも、
そのために貴重な水資源を
浪費することもなく
実現していたのです。
現代社会の技術が進んだとはいえ、
今の私たちは
施設の建設費や設備を動かすのに、
大量のエネルギーを
消費して浄化しています。
回収して再生産するリサイクルに、
大きなエネルギーが使われているのです。
特に石油を資源とした
製品のリサイクルは、
使用するエネルギーのことまで考えたら、
新たな問題点となりかねません。
いかに身の回りで
処理できるかと考えると、
江戸時代の暮らしは、
現代以上の先進技術であったのかもしれません。
おうちのはなしからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。