家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

「家の寒さ」が命を縮める

岩前 篤 近畿大学建築学部教授  

週刊新潮特別読物より記事引用

冬は冷え込むのが当然であり、

少々の寒さに耐えることで

むしろ肉体の鍛錬につながる ―

 こうした“昭和的”な考えは

改めたほうがよさそうだ。

冬本番を迎えるなか、

部屋の低温状態を改善しないと

思わぬ災厄が……。

建築の専門家が警告。

家の寒さが命を縮める!

ファンヒーターを

窓向きに

また、

大きな窓がある部屋では、

そこから冷たい外気が入ってきて

部屋の中を低温に

してしまうことがあるので、

ファンヒーターなどを、

部屋の中に向けてではなく

窓に向かって置き、

外気が中に入ってくるのを

押し戻すのも

ひとつの手でしょう。

リビングで過ごしやすくするために

電気カーペットを敷いている家庭も

あると思います。

より暖かさを感じたいと考えて、

電気カーペットの上に

別のふわふわのカーペットや

毛布を敷いている人も

いるのではないでしょうか。

しかし、これは逆効果です。

電気カーペットの熱を上から塞ぎ、

床下に押し戻してしまって

いるからです。

もし毛布などを敷くなら

電気カーペットの下です。

そうすることで、

床下に熱が逃げていくのを

防ぐことができます。

そんな対策は必要がない。

豊かな四季の自然に

身を委ねることこそが、

人間にとって文字通り

自然な状態なのであり、

冬は家の中も含めて寒いのが

当たり前なのだ  ―   

そう主張する人がいます。

しかし、

低温を含めた自然環境は

本当に人間の味方なのでしょうか。

冬の死亡者数が多いことから

分かるように、

そうとは言い切れないはずです。

自然は

時に味方としてではなく、

命を削る敵として

立ちはだかってくる。

そうであれば、

低温対策をすることのほうが

自然なことだと私は思う。

本日はこれまでです。

週刊新潮‘24.1.4・11からでした

では、では。

 

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。