家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
要望を打ち合わせ対策シートに
まとめましょう。
あなたと家族の暮らし方に合う
家をつくるには、
予算や要望など、多くの情報を
担当者に伝えなければなりません。
そのためには、
どんな家づくりをしたいのか、
新居でどのように暮らしたいのか、
イメージをできるだけ明確にする
必要があります。
そんな時に役立つのが
打ち合わせ対策シートです。
そこで今回は、
その内容やまとめ方についてお話しします。
「 要望を打ち合わせ対策シートにまとめましょう。」
■主な項目
・予算・入居希望日
・家族構成と、それぞれの年齢
(ペットがいるならその情報も)
・家での過ごし方
(家族団らんのスタイル・
新居でしてみたいことなど)
・屋外の利用法
(車や自転車の台数・
菜園スペースの確保など)
・性能や設備に関する要望
(「ピアノを楽しめる防音性」
「玄関にペット用の洗い場」など)
・間取りに関する要望
(使い方・広さ・位置など)
・外観・内観に関する要望
(落ち着いた印象・調湿しやすい空間など)
・家具や家電のリスト
(置きたい場所・使い方・サイズなど)
■付箋を活用
家族全員の要望を、
いきなり一枚の紙にまとめるのは
難しいものです。
そこで、
まずは付箋に家族それぞれの要望を
書いてもらいましょう。
次に項目別に分けます。
この時、時間を限定してその場で
思いついたものを書くより、
ある程度の時間を確保した方が、
考えを整理しやすいでしょう。
■優先順位
予算には限りがあるので、
全ての要望を叶えるのは難しいものです。
そこで、要望を書いた付箋を、
まずは
「必ず叶えたい要望」
「可能なら叶えたい要望」
の2つに分けましょう。
その後、
それぞれの要望に順位をつけ、
全体の優先順位を整理します。
家族で話し合いを重ねると、
お互いの考え方がわかるようになります。
イメージも明確になるので、
担当者に伝えやすくなりますよ。
■優先するのは?
子どもの成長をきっかけにした
家づくりは、
「最も日当たりの良い部屋を
子ども部屋にしよう」
などのように、
無意識のうちに子どもを優先しがちです。
しかし、
いずれ子どもは巣立ちます。
すると、
最も良い環境の部屋が帰省時にしか
使われなかったり、
使い道を失ったまま
放置される恐れがあります。
「住む期間が限られるからこそ
子どもを優先したい」
「住み続ける夫婦を優先するが、
子どもにも配慮したい」
と、考え方は人それぞれです。
みなさんはどうですか?
本日はこれまでです。
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。