家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

家は樹木の高さを

超えないように

公園の中にあるような住まい。

誰でもが夢見るような

住環境です。

欧米のルールの中のひとつに、

建物の高さは

樹木の高さを超えないようにする

ということがあります。

建物は

人間がつくったものですが、

樹木は

自然がつくったものです。

自然に対する

敬意を込めるためには、

自然がつくった樹木の高さを

超えてはならない

ということです。

樹木が成長するのには、

長い年月が必要です。

大気の中に含まれた

二酸化炭素を少しずつ、

少しずつ吸い込んでは、

光合成で

炭素化合物に変換して、

幹や枝葉を成長させます。

人間は、

こうして成長した樹木を

活用することはできますが、

空気から直接樹木を

つくることはできません。

ましてや、

数十年、百年という時間をかけて

生産することは、

現代社会の中では

誰も考えもしません。

森を伐採して、整地をして、

道路を塗り固め、

新しい家を建ち並べて

街をつくります。

そこには法律があり、

その決まりに従えば、

ぎりぎりまで建てるのは

人間の権利のように

感じています。

合理的に物事を考える

といわれる欧米のほうが、

自然と共存するように

樹木に合わせた法律をつくり、

自然と共生するといわれる

東洋の思想を持った私たちが、

逆に人間の決めたことばかりに

こだわるのも、

不思議なものです。

もちろん、

家が建ってから

育った樹木もあるでしょう。

しかし、

こうして家よりも高い樹木に

囲まれた風景は、

健康で持続性を感じさせる

街並みに違いありません。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。