家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
小屋裏活用術
未来を生み出す空間
間取り図を眺めながら、
どんな住まい方をしようかと
想像するのは、
住まいづくりの
大きな楽しみのひとつです。
でも、
平面的なつながりは想像できても、
意外と立体的な空間は
イメージしにくいものです。
じつは家の中には、
ちょっとした高さの工夫で
活用できる空間があります。
間取りだけではわからない、
小屋裏空間の活用術を
ご案内します。
間取りには表せない空間
たとえ子ども部屋にしなくても、
小屋裏の空間を工夫して
活用することは得することが
たくさんあります。
実際に家を建てている人の調査から、
さまざまな空間の設置率が
わかります。(図表①)
図表①
書斎:32.7
家事室:12.2
納戸:70.4
ホビールーム:13
サンルーム:13
防音室:1.2
スキップフロア:2.9
防音室:1.2
スキップフロア:2.9
吹き抜け:23.8
トップライト(天窓):25.0
小屋裏収納庫:29.8
緩勾配、幅広階段:20.7
バルコニー:60.3
ウッドデッキ:25.9
瓦の屋根:13.2
2階LDK:8.7
坪庭:17.2
さすがに納戸やバルコニーなどの
設置率は高いのですが、
書斎や吹き抜けや
ウッドデッキに相当するほど、
じつは多くの小屋裏収納が
設置されています。
家事室やホビールーム、
坪庭よりも多く作られています。
小屋裏の空間は、
目的やイメージが
描きやすい空間ではないので
要望として上がりにくいと
思われるのですが・・・
実際の計画を検討するうえで
わかりにくいのは、
小屋裏空間が間取り図には
表現できないことです。
ですから間取り図ではなく
断面図や実際の写真を見なければ
わかりません。
最も一般的な小屋裏収納としての
活用の事例は、
天井から
折りたたみ式のはしご段が
下りてくるものです。
おうちのはなしからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。