家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
ぜんそくの発症リスクを
抑える室内環境とは?
あなたの身近に、
ぜんそくの症状を有する方はいますか?
私の知人は幼児の頃に発症し、
大人になった今も
吸入薬を手放せないと言います。
アメリカの
研究グループの調査によると、
居住環境が良い地域で
乳幼児期を過ごした子どもは、
そうでない子どもより、
ぜんそくの発症リスクが
低かったそうです。
ぜんそくは、
ダニ・大気汚染・たばこ・
遺伝・気温・気圧など、
さまざまな原因で発症します。
では、
家庭でできる予防策には
どのようなものがあるのでしょうか。
■換気・掃除
窓を開けて空気を入れ替えたり、
こまめに掃除をすると、
ダニやホコリ、
ペットの毛やフケなどを減らせます。
エアコンは、
2週間に1回のフィルターを掃除や、
1~2年毎の
エアコンクリーニングをしましょう。
ふとんは、
天日干しや布団乾燥機で
湿気を除去しましょう。
乾燥させた後に掃除機をかけると、
ダニやホコリを効率良く除去できます。
■花粉・黄砂
洗濯物は、
室内干しなどの方法で、
花粉や黄砂が付着しないように
しましょう。
帰宅時は、
室内に花粉や黄砂を
持ち込まないよう注意しましょう。
■禁煙・分煙
たばこの煙は、子どもには、
・乳幼児突然死症候群
・ぜんそくの発症や重症化
・呼吸機能低下
・学童期の咳・痰・息切れ・喘鳴
大人には、
・鼻腔・口腔・咽頭・食道・肺などのがん
・脳卒中
・呼吸機能低下
妊婦には、
・早産
・低出生体重・退治発育遅延
などの影響を与えると
推測されています。
どうしても禁煙が難しい場合は、
家族の受動喫煙を防ぐため、
徹底した分煙を心掛けましょう。
■温度・湿度
温度や湿度の変化も、
ぜんそくの発症や
重症化につながります。
寒暖差アレルギーや
風邪などの予防も兼ねて、
室内は、
温度20~25℃、
湿度40~60%を保ちましょう。
ぜんそくは、
大人になってから発症したり
再発することがあります。
屋外の環境を
整えることは難しいですが、
せめて室内の環境は整えて、
家族を守りたいですね。
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。