家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

匂いの家学

香りがもたらす

安らぎの時

普段の生活の中でも、

消臭剤とか芳香剤などが使われています。

匂いは一度気になると鼻につくものです。

一方、芳香植物の匂いを使って、

ストレスを解消したり

心身をリラックスさせる

アロマテラピーも流行っています。

お香やフレグランスの種類も

豊富に揃えられ、

生活の中に安らぎの瞬間を

演出ことができます。

匂いの家学を住まいづくりに

生かすことはできるのでしょうか。

木の匂いがする家

香りと住まいを考えるのには、

木の匂いのする家は、

最も大切な家づくりの

ポイントになるのかも知れません。

しかし、

昨今の住宅に匂いを設計することは、

意外と難しいことです。

匂いについては、

むしろ消臭の方向にあるといっても

過言ではありません。

それは、

今住まわれている住空間を

見渡していただいても

わかると思います。

多くが

ビニールクロスで仕上げられ、

いつの間にか

私たちは匂いのしない化学物質で

囲まれた現代的な空間に

居ることが気づかされます。

残念ながら

床にフローリングを採用しても、

傷の予防や質感を統一するために

厚く塗装された

現代のフローリングでは、

新築時でも

木の匂いがすることは

少なくなりました。

そして、

人工的な芳香剤で作られた

匂いの環境にならされてしまいました。

また、

珪藻土や漆喰などの

オーガニックな素材は、

臭いを吸収する機能もあります。

せっかく木の匂いを

活かそうとしても、

実際には意外と

押さえられてしまうこともあります。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。