家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

魔の7歳。

歩行中の事故を防ぐために。

新築する方の中には、

「子どもが小学校に上がるまでに」

と考える方がいます。

公立小学校の中にも

評判の良し悪しはありますから、

どうせなら評判の良いところを

選びたいですよね。

私立小学校に通う予定なら、

入学までに新築することで

通学の方法や時間を選べます。

このとき、

一つ注意したいことがあります。

それは、

『魔の7歳』についてです。

 「魔の7歳。歩行中の事故を防ぐために。」 

■『魔の7歳』とは

小学1年生になると、登下校や習い事、

友達の家に遊びに行ったりと、

一人で歩く機会が増えます。

子どもの視野は、

大人の3分の2しかないと

言われています。

それに加えて、

7歳頃だと交通ルールへの理解も

不十分です。

また、

その年齢ならではの行動として、

「あっ!ちょうちょだ!」

「友達が向こうにいる!」

などのように、

何かに興味を惹かれると、

周囲の安全を確認せずに

走り出す傾向があります。

そのため、

子どもの歩行中の交通事故を

年齢別にみると7歳が最も多く、

『魔の7歳』と表現されています。

■子どもの目線で一緒に歩きましょう

土地選びの際は、

小学校や公園など、

子どもが一人で歩くであろう場所まで、

子どもと一緒に歩いてみましょう。

すると、

「この交差点は塀が高くて

左右が見えないな」

「交通量が多いのに

ガードレールが無くて怖いな」

「横断歩道はあるけど信号が無いから、

一人で横断するのはちょっと…」

など、

大人では気付けなかったリスクを

発見するかもしれません。

新築後も、

入学前の春休みなどを利用して

親子で何度も歩き、

交通ルールや危険な場所について

話し合いましょう。

■自宅の塀にも安全対策を

自宅の駐車場から道路に出る時、

塀の前を歩く子どもは、

車の運転席からは見えにくいものです。

そのため、

「車を少し出してから左右を確認しよう」

と安全に配慮したつもりでも、

そのタイミングで歩行中の子どもに

接触する恐れがあります。

スタッフも、

「あと1秒早かったら

子どもにぶつかっていた…」

という経験があります。

塀の高さや種類によって

歩行者の見えやすさは変わります。

ブロック塀などによって

左右が見えにくい時は、

ガレージミラーを設置して

安全を確保しましょう。

■第1のピークは5月

警察庁によると、

小学1年生の歩行中の死者や重症者数は、

小学6年生の約3.2倍だそうです。

そして、1年生の第1のピークは

5月中旬だそうです。

登下校に慣れてくる時期ですし、

友達と話しながら歩いたりして、

安全確認が

不十分になるのかもしれませんね。

車に自転車に不審者にと、

歩行中の子どもには危険がいっぱいです。

世帯によって新築する

タイミングは異なりますが、

安全に歩行できる環境を整えたり、

交通安全について共に学んだりして、

子どもを守りたいですね。

本日はこれまでです。

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。