家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

エコハウスについて

建物の断熱や省エネが専門の

東京大学大学院工学系研究科建築学専攻の

前真之准教授が解説しています。(引用文を記述します)

Q,  ZEH-Mはすごいマンション?

A、

ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの

集合住宅版「ZEH-M」の

過半は太陽光発電なし

 :断熱・設備の強化なしに省エネ強化が

認められる魔法の評価方法で、

ゼロエネは名ばかりに

2023年の新設住宅着工戸数が

82万戸を切った。

東京大学大学院の前真之准教授は、

集合住宅を終の住処に

選ぶ人も増える今、

集合住宅版ZEHの

省エネ性能に疑問を呈する。

集合ZEHの7割は太陽光なし

集合住宅版のZEHは、

まず「ZEH水準」の断熱等級5と

1次エネルギー消費量等級6を

満たした上で、

太陽光発電で住棟全体の

基準エネルギー消費量を

どこまで削減できるかで

4種に分類される。

これら4種の合計新築戸数は、

2018年度に

わずか1296戸だったが、

2022年度には

11万2960戸と急増。

新築される集合住宅の

24.5%に達しており、

一見するとZEHの普及は

集合住宅でも順調に思われる。

だが、その7割を占める

「ZEH-M Oriented」は、

断熱と省エネが

ZEH水準を満たすのみで、

太陽光発電を

全く搭載していないのだ。

確かに、

集合住宅は屋根面積が限られるので、

階数が多くなると

搭載できる太陽光パネルの

1戸当たりの容量は小さくなる。

しかし、

その大きな創エネ効果や

災害時のレジリエンス対応も

考慮すれば、

階数に関わらず、

太陽光パネルは

載せられるだけ載せるべきであろう。

ましてや、

制約がゆるい低層にまで

「太陽光発電なし」の

Orientedを認めては、

ゼロエネルギーの名が

泣くというものだ。

本日はこれまでです。

NIKKEI    ARCHITECTUREからでした

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。