家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
エコハウスについて
建物の断熱や省エネが専門の
東京大学大学院工学系研究科建築学専攻の
前真之准教授が解説しています。(引用文を記述します)
Q, エコハウスはみんなに届く?
A、
:エコハウスに必要な
ハード面の技術は確立済み。
制御技術は発展に応じて
バージョンアップを
:高性能なエコハウスを
あまねく普及させるには、
行政・金融・不動産の
仕組み構築が不可欠
建築物省エネ法の改正で、
2025年4月以降に着工を見込む場合、
原則すべての新築住宅に
省エネ基準への適合が求められる。
東京大学大学院の前真之准教授が考える、
2025年以降の
エコハウスの在り方を解説する。
スマート制御の発展に備える
さらに、
健康・快適で電気代も
安心な暮らしを
グッと引き寄せるには、
プラスアルファの工夫が欠かせない。
まず、
断熱等級では規定のない
機密性能については、
新築時の相当隙間面積
C値0.5以下が目安。
「気密なき断熱は無力」
なのだ。
冬も夏も室内を
健康・快適に整えるためには、
もはや全館24時間空調は
不可欠な時代になった。
併せて、
次世代に引き継ぐためには、
耐震や長寿命化の配慮も
欠かせない。
耐震性能は、
断熱強化や太陽光発電の
荷重を考慮した上で、
最上位の耐震等級3を
確実に確保したい。
そして、
2025年以降を見据える
エコハウスの「画竜点睛」は、
スマート制御。
建物の断熱性能や
窓のパッシブ設計をしながら
エアコン効率を高め、
太陽光発電による電力で
できる限りの
消費エネルギーを賄う
賢い空調制御である。
こうした制御技術は
発展途上だが、
あらかじめ断熱・気密性能を
十分に確保し、
太陽光発電を備えておけば、
後のバージョンアップで
いかようにも対応できる。
高性能のスマホを買っておけば、
OS (基本ソフト)の
バージョンアップで
長く使えるのと同じことだ。
逆を言えば、
基本性能が足りない住宅は、
いくら後から制御を工夫しても
効果がない。
くれぐれも、
三種の神器プラスアルファの
確保をサボることなかれ。
本日はこれまでです。
NIKKEI ARCHITECTUREからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。