家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
エコハウスについて
建物の断熱や省エネが専門の
東京大学大学院工学系研究科建築学専攻の
前真之准教授が解説しています。(引用文を記述します)
Q, エコハウスはみんなに届く?
A、
:エコハウスに必要な
ハード面の技術は確立済み。
制御技術は発展に応じて
バージョンアップを
:高性能なエコハウスを
あまねく普及させるには、
行政・金融・不動産の
仕組み構築が不可欠
建築物省エネ法の改正で、
2025年4月以降に着工を見込む場合、
原則すべての新築住宅に
省エネ基準への適合が求められる。
東京大学大学院の前真之准教授が考える、
2025年以降の
エコハウスの在り方を解説する。
フロントランナー鳥取県に学べ
住宅OSの
バージョンアップを見越して
ハードをしっかりつくれば、
2050年の
脱炭素目標の達成はもちろん、
2100年にも安心して暮らせる
エコハウスが実現できる。
だが、
国の政策は場当たり的
かつ省庁縦割りで、
実効性が限られる。
もはや国はあてにならない中、
自治体による解決に向けた
取り組みが始まっている。
とりわけ熱心なのが鳥取県だ。
独自の性能基準を認定要件とする、
とっとり健康省エネ住宅
「NE-ST」(ネスト)を打ち出し、
新築・改修ともに助成する
取り組みを進めている。
推奨レベルの「T-G2」では、
国の基準を上回る
断熱等級6.5相当、
気密は
C値1.0以下を求めている。
NE-STの補助金は、
要件を満たせば
いつでも申請でき、
年度をまたぐ工事も対象となる。
手がける住宅の
工期が長い工務店も、
安心して利用できる。
2023年度に
鳥取県内で新築された
木造戸建て住宅約1450棟のうち、
NE-ST基準を達成した住宅は
38%と普及が進む。
さらに、
高めた性能を住宅の価値として
評価するシステム
「T-HAS」(ティーハス)の
構築も県独自に進めている。
立地などによる
土地の価値だけでなく、
上物単体で正当に
評価されるようになれば、
性能向上の
インセンティブにもなろう。
「先にやったもの勝」と、
住まい手自らが競って
改修に取り組むようになれば、
住宅の脱炭素化が
一気に進むのは間違いない。
本日はこれまでです。
NIKKEI RCHITECTUREからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。