家づくりこぼれ話!

こんにちは 
建物と土地とお金のプロ菅原です。

2階リビング・「休日の家」


光と風にあふれたリビング


限られた敷地の中で、
どれだけ快適な住まいの空間を
確保できるでしょうか。

普通の2階建てのマドリを考えても、
数えきれないほどの
バリエーションがあるでしょう。

その中でも発想を大きく転換して、
家族の集まるリビングを

2階にした生活を
イメージしてみてください。

じつは
意外と、快適で、安心で、
豊かな住まいになります。

さぁ、
2階リビングの家を
想像してみてください。

安心なところ
空間の広さだけではなく、
家としての強度を考えてみても、

じつは2階リビングには
利点があります。

地震で倒壊している
一般住宅の事例を見れば、

下階が潰れている事例が
ほとんどです。

たとえば単純に
柱の配置を考えても、

1階を個室にした方が、
より多くの柱が立つことになるので、

強度が高まることが
想像できます。

柱だけではなく、
間仕切り壁にも地震への耐力を
負担させればなおさらです。

ところで、
今家の中にある
さまざまな調度品の中で、
1番重たいものはなんでしょうか。

昔のテレビは
相応の重量がありましたが、

薄型テレビになってから、
テレビの重量も軽くなりました。

大きな電化製品といえば冷蔵庫で、
500リットルなら100㎏ほどの
重量になります。

ところが、
じつはもっと重たいのは


洋服を詰め込んだタンスで、
1竿が200㎏ほどあります。

この重さはピアノの重さと
ほとんど同じで、

ピアノの場合は
床補強をするほどです。

しかもタンスは、
並べて置くことがあります。

所有している人は
多くありませんが、

もっと重たいのは
ウオータベットで、
700㎏~900㎏もあります。

つまり、
タンスやベットなどリビングよりも
寝室のほうが積載している荷重が
大きいのです。

2階リビングにすれば、
個室がある1階が重たくなるので、

強度的にも有利になり、


リビングも個室も
安心できる場所になります。

確かに就寝中に発生した地震で、
家が倒壊することを考えると


心配は残りますが、

地震は
いつ起きるかわかりません。

なによりも、
しっかりと強度を計算して


建てれば、
心配はいりませんが、

2階リビングには
こうした住宅の強度上の
安心感もあるのです。

本日はこれまでです。
おうちのはなしからでした

では、では。

「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。