家づくりこぼれ話!

こんにちは 
建物と土地とお金のプロ菅原です。

眠りの家学


睡眠で健康になる
1日8時間の睡眠をとれば、3分の1は
寝て過ごしていることになります。

そして、
その睡眠の時間の多くは、
我が家にいます。

もしかしたら住まいの
目的の一番大きなポイントは、
睡眠なのかもしれません。

心地よく眠り
健康になる家にするための
「眠りの家学」はいかがでしょうか?

心地よい眠りの空間


もうひとつ動物の例から、
睡眠との住まいの関係を
考えてみましょう。

人間と比較的近い類人猿のゴリラは、
遊動生活といって
森の中を動き回っていて、
基本的には巣を持たない動物です。

このゴリラは、
毎晩寝る場所だけは、
その都度つくります。

しかし、
基本的には同じ寝床に戻ってきて
寝るという行為はしません。

つまりゴリラは、
寝床はつくっても
巣はつくらないのです。

同じように人類がつくった家の
始まりを想像しても、

寝る場所の確保から
始まったと考えたくなります。

そのように考えると、
人間の家の起源は
寝室といえるのかもしれません。

では、
寝るための場所として、
どのような空間が
適しているのでしょうか。

明るくないとか、
うるさくないことは、

眠る場所としての
基本的な条件です。

では、
広さに関してはどうでしょうか。

子どもの頃に、お押入の中や、
キャンプのテントの中で
寝る時のワクワク感を
記憶している人も多いでしょう。

広すぎるのは、
寝る場所としては
適切ではなさそうです。

中世のヨーロッパ貴族の
大きな寝室には、
天蓋が付けられています。

落ち着いて眠るためには、
広すぎない方が良いのです。

また、
温暖化により一晩中
エアコンをつけて寝る夜も
日常的になってきました。

レースの天蓋をつけると、
このエアコンの風を


和らげることができるということで、

市販品の天蓋も売られています。

さらに、天蓋には照明の眩しさを
和らげて睡眠を誘ってくれます。

本日はこれまでです。
おうちのはなしからでした

では、では。

「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。