家づくりこぼれ話!

こんにちは 
建物と土地とお金のプロ菅原です。

眠りの家学


睡眠で健康になる家


1日8時間の睡眠をとれば、3分の1は
寝て過ごしていることになります。

そして、
その睡眠の時間の多くは、
我が家にいます。

もしかしたら住まいの
目的の一番大きなポイントは、
睡眠なのかもしれません。

心地よく眠り
健康になる家にするための
「眠りの家学」はいかがでしょうか?

サーカセミディアンリズム
私たちの体の中には、
サーカディアンリズムの他に、

さらにもうひとつの
リズムがあります。

それは、
サーカセミディアンリズム
というものです。

概半日リズムといい、
1日の半分で、
眠気が襲ってくる
時間があるのです。

このため人間は
昼寝をしたくなります。

スペインなどでは、
昼時にはシエスタといって、

昼寝をする時間をとることが
一般的になっています。

昼の時間に
短い睡眠をとることは、
決して悪いことではなく、

むしろ健康のために
良いことであり、
それを感じて生まれてきた習慣です。

昼に眠くなった時の
10分の睡眠は、

夜1時間の睡眠に
匹敵するといわれ、

住まいの中に昼寝の場所を
考えておくことも一案です。

そのため、
中世ヨーロッパで
考え出されたものが、カウチです。

今ではまるで、
横になってテレビを鑑賞するための
ソファのように扱われていますが、

本来は、
昼寝のためのカウチベットとして
つくられました。

さすがに
仕事で出かけている時には、

簡単に
昼寝をするわけにもいきませんが、

休みの日に
ONタイムとは習慣が違う
朝寝坊するよりも、

シエスタのような昼寝を
まったりとむさぼるほうが

健康のためには
良いのではないでしょうか。

寝室だけが
眠れる家のテーマではありません。

カウチを置いて
リビングをシエスタの場所として
考えてみるのも良いでしょう。

また客間ではなく、
小さくても良いので
畳の間があることも

眠れる家の
つくり方になるかもしれません。

本日はこれまでです。
おうちのはなしからでした

では、では。

「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。