家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
眠りの家学
睡眠で健康になる家
1日8時間の睡眠をとれば、3分の1は
寝て過ごしていることになります。
そして、
その睡眠の時間の多くは、
我が家にいます。
もしかしたら住まいの
目的の一番大きなポイントは、
睡眠なのかもしれません。
心地よく眠り
健康になる家にするための
「眠りの家学」はいかがでしょうか?
睡眠の敵温度
眠りにつく瞬間には、
人は体温を下げるように
働いています。
たとえば子どもが眠い時には、
手のひらが熱くなるのも、
熱を放散して眠りにつこうとしている
身体反応です。
睡眠で脳を休ませるために
深部体温を下げ、
脳をクールダウン
させようとしているのです。
これらの
眠りの仕組みを考えると、
寝室がLDKよりも
多少温度が低いことは
適している環境にあるといえます。
家の中が
一律に同じ温度であることが
決して理想ではない
ということです。
また、
眠る前にお風呂を使うことも、
温めた体温と
湿気の気化熱による放熱で
体温を下げ心地よい眠りを誘います。
浴室と寝室の位置も、
眠れる家を考える時には
近くに設定することが良いでしょう。
最後に人の眠りを誘ってくれる
匂いの話です。
睡眠を誘発する匂いで
有名なのは、
ラベンダーです。
枕や芳香剤など、
さまざまな睡眠グッズがあります。
じつは木材に含まれる
セドロールも、
良い眠りを誘う匂い成分と
されています。
それは木造住宅の
魅力のひとつになります。
豊かな人生を過ごすためには、
「眠りの家学」を知って、
住んでいる家の睡眠環境を
しっかり整えるように
しておきたいものです。
本日はこれまでです。
おうちのはなしからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。