家づくりこぼれ話!

こんにちは 
建物と土地とお金のプロ菅原です。

ガレージ&カーポート
こだわりの見えるところ


家で暮らすためには、
さまざまなものが必要です。

家具や家電を始めとして、
自家用車も必要としている人も
多いはずです。

おそらく
家に収めなければならない物としては、
最も大きなものです。

ただ単に
スペースあれば良いのではなく、
家と一緒にしっかりと
考えておきたいものです。

ビルトインガレージ
アメリカの街並みにあるガレージは、
家と一体化してビルトインされている
ケースが多く見られます。

車が趣味であれば、
理想の住まいのひとつです。

たとえ屋根付きのカーポートに停めても、
汚れ方は
ビルトインガレージにはかないません。

また、
建物そのものが立派に見えることも
間違いありません。

じつはこうした建物一体の
ビルトインガレージには、
法律的に有利な点もあります。

容積率の緩和があり、
その敷地に建てらえる最大の面積を
増やすことができるのです。

具体的には、
建物面積の5分の1まで
ガレージを作ることが
認められています。

たとえば、
50坪の敷地で80%の容積率であれば、


そこに建てられるのは
40坪までの家となります。

この建物にさらに
10坪のガレージを計画してもよい
ということです。

敷地が狭ければ余計に、
有効な緩和策です。

活用しない手はありません。

3階建てに事例も多いのですが、
現実にビルトインガレージの家に
住まわれている人のデータでは、

生活へのこだわりが見える項目で
ポイントが高くなっています。

その他にも家への満足度も高く、
計画性の高さを感じることができます。

家族の居場所を
間取りの中で考えるだけでなく、
車の居場所まで
計画しているからなのかもしれません。

再三事例として書いてきた
アメリカのガレージは、
時には書斎や趣味の部屋にもなります。

しっかりとガレージの使い方や
デザインを考えておくことは、


じつは家づくりへの
こだわりを表しているのです。

もちろん自家用車だけではなく、
自転車やバイクなどの
置き場も同様です。

駐車場代が別に必要となる
マンションと比べると、

こうしたガレージへのこだわりを
実現できるのは、
戸建て住宅の大きな利点です。

アメリカ人が理想の空間として
ガレージを求めるように、

少しでもこだわりをもって、
ガレージを
デザインしておきたいものです。

本日はこれまでです。
おうちのはなしからでした

では、では。

「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。