家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
基礎と地盤
基礎のない建物はない
どんなに技術が進んでも、
天空に我が家を
建てることはできません。
家を支えるためには基礎があり、
その基礎は
地盤に支えられています。
私たちは、
その地盤はいつも不動である
と感じていますが、
古代から地盤とつき合いを
重ねてきました。
そんな地盤と
その上に作る基礎の話です。
地盤の調査から
実際に土地の上に立ってみても、
人間の体重ほどの重さでは、
そこがどれだけの強さを持った地盤なのか
わかるはずもありません。
でも、
しっかり地盤の状況を調べたうえで
対処する必要があります。
住宅と地盤に対する考え方が
明確になったのも、
2000年に施行された
「住宅の品質確保の促進等に関する法律」
(住宅の品確法)が
定められてからのことです。
新しい家を建てる場合には、
土地の地盤の状況をしっかり調べて、
その状況に合わせた基礎を
作らなければなりません。
考えてみれば、
当たり前のようなことのようですが、
それ以前には、
地盤の強度が測られていなかった住宅も
たくさんあったということです。
住宅に欠陥があれば
責任も計画ですが、
地盤が悪かったために
支障が出たとなると
責任も曖昧になります。
地盤も含めて
10年の瑕疵担保の責任などが定められて、
ようやく20年近くに
なろうとしているということです。
では、
地盤はどのように
調査しているのでしょうか。
正式な調査はボーリング調査で、
土を採取しながら
地面を掘りだして調査します。
しかし、
個人住宅ではコストの問題もあって
ボーリング調査が行われるのは
稀なことです。
ましてや岩盤までの調査が
本当に必要かどうかも疑問です。
本日はこれまでです。
おうちのはなしからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。