家づくりこぼれ話!

こんにちは 
建物と土地とお金のプロ菅原です。

基礎と地盤
基礎のない建物はない


どんなに技術が進んでも、
天空に我が家を
建てることはできません。

家を支えるためには基礎があり、
その基礎は
地盤に支えられています。

私たちは、
その地盤はいつも不動である
と感じていますが、

古代から地盤とつき合いを
重ねてきました。


そんな地盤と
その上に作る基礎の話です。

軟弱地盤の対処法
軟弱地盤への対処方法は、


① 分散させる  ②支える
③ 固める    ④軽くする ことです。
分散させるには、


独立した基礎よりも
連続した基礎にすることです。

さらに接地面の幅を広げた
べた基礎にします。

砂地に指先を立ててさすよりも、
手のひらを広げたほうが
重さを分散できます。

基礎が大きくなる分のコストが
余分にかかります。

支えるのは、
基礎と地盤の支持層の間に
杭などの支えを入れることです。

杭の種類には、
さまざまなものがあります。

そのため重機の種類や工期も多種で、
コストも相応にかかります。

中には、
岩盤までではなく
摩擦で支える杭もあり、

工事の段階でも
どこまで届いているのか、
目で見てもわかるものではありません。

一般住宅で手軽にできるものには、
鋼管杭があります。

固めるのは、
地盤改良です。

軟弱な地盤に改良材を加えて
固めることで地盤が一体化し


分散させることと同じような効果を
発揮します。

地盤の改良のためには、
掘り返しが必要であり、
その分のコストがかかります。

軽くするのは、
コンクリートよりも軽い
木造住宅にすることは
対処のひとつです。

それでも木造住宅の重量は、
建物に加えて生活品を入れれば
およそ30~35トンほどになります。

本日はこれまでです。
おうちのはなしからでした

では、では。

「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。