床暖房の歴史について。
2月は日数が少ないのであっという間ですね。
家づくりナイスホームズの菅原です。
本日は床暖房についてです。
最近でこそ、一般家庭にも普及しておりますが、
床暖房が着いている家はほんの一昔までは高級物件でしたね。
そんな床暖房の歴史のご紹介。
これがビックリするほど古いのです。
世界最古の床暖房は紀元前95年頃、ローマ時代にあったそうです。
それは、ハイポコーストと呼ばれるもので、
「下から熱する」、という意味です。
床下や壁の中に、燃料を燃やして発生させた高温のガスをひいて、
床面や壁面を暖める。それで結果部屋が暖かくなる仕組みだったみたいです。
まさに生活の知恵ですね。
完全に記録で残っているもので言うと、
朝鮮半島の高麗で10世紀には既にあったみたいです。
「オンドル」と呼ばれているものです。
しかし、日本で、8世紀頃の住宅に
朝鮮式のオンドルに似たものが発見されています。
これは朝鮮からの渡来人が作ったと考えられているので、
8世紀以前には既に朝鮮では床暖房があったとされています。
人間の欲求、例えば、寒い時期にあたたく過ごすこと、暑い時期に涼しく過ごすこと
などは技術が進歩してもその根底にあるものは変わらないんですね。
それでは今回はこの辺で。
茨城県水戸市周辺の子育て世代のコミコミ新築住宅専門店
家づくりナイスホームズの菅原より