返済期間は長く?短く?!
こんにちは 建物と土地のプロ菅原です。
現在の生活が
ずっと続くという保障はどこにもないので 、
教育費や万一のための貯金にまわす額なども考え、
月々の返済は余裕を持った金額で設定しましょう。
と、いうことでしたね。
では、月々の返済の目安はつきましたか?
旦那さんの小遣いが減らされたり、
奥様が化粧品を買いひかえたり、
なんてことがない程度で決めてくださいね。
次は返済について考えてみましょう。
ローン返済は、20年、30年などと非常に
長い設定も多くあります。
当然長ければ長いほど月々の返済額は
少なくなりますが、
長く借りる分、利息を多く支払うことになりますので、
総額となるとかなりの違いが出てきます。
もちろん、貸す側の民間金融機関としては、
払ってもらうお金が多くなるわけですから、
長いローンを組んでもらったほうが嬉しいに決まっています。
“35歳の人に35年ローン”などをさらりと
「退職金で一括返済すれば大丈夫ですよ」
と話します。
ここでまた「そうですね」
なんていう人も多いのですが、
ちょっと待ってください。
それだけは避けましょう。
定年後の生活のための退職金なのに、
住宅ローンの支払いに投入してしまうなんて、
危険極まりありません。
その頃は国民年金がもらえるかどうかさえ
怪しいのですから。
もちろんそれまでに貯蓄ができていれば話は別ですが、
そもそも十分な貯蓄ができているくらいなら、
もっと早くに完済を目指したほうが得策です。
基本的には、定年までにはローンが完済できるように
設定しましょう。
35歳で60歳定年ならば25年です。
ただし、できるだけ早く返済するのがいいかどうかは、
すべての人に当てはまるわけではありません。
返済期間を長くすることは困難ですが、
繰り上げなどで短くすることはできますので、
毎月の負担を減らすために
返済期間を長くしたほうがいい人もいます。
それぞれ個人の事情により違ってきますので、
自分はどちらのタイプが良いのか、
ご夫婦でよくは話し合い、
慎重に判断しましょう。
では、では。
「家づくりを通じて、ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。