いよいよ核心!借入金額

こんにちは 建物と土地のプロ菅原です。

 

住宅ローンの返済期間は

それぞれ個人の事情により違ってきますので、

自分はどちらのタイプが良いのか、

ご夫婦でよくは話し合い、

慎重に判断しましょう。

と、いうことでしたね。

 

月々の返済額、返済年数と考えてきたところで、

いよいよ全体の借入金額にせまります。

 

借入金をこの順番に持ってきた意味は

お分かりしていますでしょうか?

 

前にお話ししたように

借りる総額をまず考えるのではなく、

返済できる金額と条件から算出したためです。

 

この順番を守るか守らないかで、

これからの人生、大きく変わってきますので、

必ず守るようにしてください。

 

今までみてきた返済額・返済期間から

借入金額を逆算で算出するのですが、

これには実は特殊な電卓が必要となりますので、

計算してみますので目安としてください。

 

例えば、今まで算出してきた月々の返済額95,000円、

返済期間25年 金利2パーセントとしてみると、

 

月々の返済額9万円で2,123万円、

10万円で2,359万円となります。

 

また、各金融機関のホームページにも、

瞬時に借入金額の算出ができるページがあります。

ぜひ試してみてください。

 

これならば、

「返済額をもう少し減らしたらどうなるんだろう」

「返済期間を延ばしてみようか」など、

いろいろと試すことができます。

 

いかがですか?

「そんなに借りられるの?」という人も、

「それしか借りられないの?」という人も

いると思いますが、事前に分かっただけでも儲けものです。

 

この計画を後回しにするとどうなるでしょう?

 

建てたい家の夢ばかりを描き、頭でっかちになってしまい、

「絶対にワンランク上の家に住みたい、

そのためには多少無理してもでもローンを組むぞ!」

ということになってしまいます。

 

どうです経験ありませんか?

ウインドショッピングのつもりが、

どうしてもほしい洋服を見つけてしまい、

金欠にもかかわらず

クレジットカードで購入してしまったこと。

 

それと同じです。

洋服くらいであれば翌月の節約でつじつまを

合わせることはできますが、

 

住宅はお金の桁が違いますし、

一生を左右することですから、

慎重に計画してください。

 

借入計画が明確になったら、

次は用意できる頭金の算出です。

頭金は、それまでの貯蓄から、

もしくは親から援助を受ける人もいるでしょうから、

人それぞれです。

 

いずれにしろ無理のない金額として、

借入金額と足して「総予算」とし、

家づくりにかけるお金は

そこからはみ出さないように計画しましょう。

 

無理をして住宅を手に入れても、

あとからの生活に破綻が生じれば何もかもが崩れます。

 

しっかり土台を固めて、

安全な、安心して生活できる家づくりをしましょう。

それでなければ

家をつくる意味がありません。

 

 

 

では、では。

 

「家づくりを通じて、ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です