住宅ローンの審査とは1!
こんにちは 建物と土地のプロ菅原です。
住宅ローンの特徴は35年という長期の返済のため、
慎重かつ丁寧な審査が行われます。
ですが、審査する金融機関も住宅ローンを借りた人の
10年後、20年後の経済状況は分からないので、
申し込み時点での
借りる人の内容で審査することになります。
金融機関が住宅ローンを融資したい人は
ズバリ最終返済日まで遅滞せず、
事故やトラブルを起こさず完済してくれる人です。
以前にお知らせしましたね。
そのための住宅ローンの審査は主に次の3項目を
審査・評価して、バランスも考慮して決定しています。
では3項目とはどうゆうものでしょうか。
- 購入動機・計画性
- 顧客属性
- 購入物件(担保物件)
です。
住宅ローンの審査方法は3項目の〇×を点数化して
合計点数を自動計算して
基準点以上は融資をするようになっています。
これをスコアリング方式といいます。
この方法はクレジット業界ではかなり早くから導入している方法です。
ではまず、①の購入動機ですが
まさしく住宅を購入する動機です、つまり理由ですね。
子供が増えたので大きな家に転居したいであるとか、
親と同居するためバリアフリーの家が欲しいなどです。
よく不動産の広告で賃貸住宅の家賃並みでマイホームが購入できます。
というキャッチフレーズで、
購入予定者の購入意欲を掻き立てることもあります。
注意したい点として金融機関は
購入予定者の計画性を重視することが多いので、
数千万円の不動産を
家賃並みの住宅ローン返済額だからといって
購入することもあるかもしれませんが、
マイホーム購入を日ごろから検討して
毎月積み立てをしているなどを
アピールすることもいいでしょう。
計画的に行動できることがアピールできれば
プラス材料になります。
金融機関が計画性を重視する理由は
計画性なくお金を使う人は返済を
滞らせる懸念があるからです。
住宅ローンの申込書には
購入動機や計画性を書くところがないという人もいますが、
申込書には資金計画欄があります。
資金計画欄には住宅購入にはどんな項目にいくら使うか、
その費用は自己資金か借入かを記入します。
住宅購入は一生に一度あるかないかですので、
住宅ローン申込人にヒアリングしても
明確に答えられない場合があるため、
金融機関は住宅ローン申込人の詳細を
住宅メーカーとか不動産業者に
購入動機などをヒアリングすることが多いのです。
では、では。
「家づくりを通じて、ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。