家づくりこぼれ話!
こんにちは 建物と土地のプロ菅原です。
必要と不必要は表裏一体
間取りや仕様について打ち合わせをしていて、
「本当に必要?」
なんて思う設備が多々あります。
もちろん、
つくる人自身の希望がかなえられるのが一番ですが、
物事には必ずメリット・デメリットがあります。
どちらも考慮したうえで判断しましょう。
:天窓…家の中に少しでも光を多く取り入れたい気持ちはわかりますが、
雨や風が強い日はかなり気になるものです。
掃除はどうするのかも気になります。
:DEN…なんとなくかっこいいから、なんて理由だけでつくっても、
使わなければただの物置です。
:ロフト…なぜかあこがれる人が多いのですが
折りたたみ式のはしご上がるつくりの場合は、
荷物の上げ下げが面倒で結局入れっぱなしになってしまいます。
どうせ作るなら
2階に上がるような普通の階段にするとよいでしょう。
ストレスもなくなり頻繁に上がることができますね。
:床下収納庫…構造上、出し入れが結構大変です。
若くて健康な人でも出し入れの時に腰を痛めることもありますし、
お年寄りや妊婦さんには負担が重すぎますよね。
いかがですか?
少しのことしか挙げてませんが
これらの中でも、
もちろん、ご家庭によっては必要なものもあります。
要は、単なるあこがれだけでなく
実用性を十分考えて取り入れることが大切です。
すべてに費用がかかることもお忘れなく。
嘘も方便
住宅展示場へ行ったことがある人、
アンケートの記入はされましたか?
展示場では、必ずアンケート記入を求められます。
名前・住所・電話番号ともに記入するので、
後で必ずお礼の電話がかかってきます。
「うちは電話は必要ありませんから」
といっても、かけてきます。
「来ないでくださいね」
といっても、必ず営業マンがやってきます。
もちろん、
営業されたい人にとっては大助かりですが、
避けたい人にとっては大迷惑です。
営業マンの訪問を避けるには、
どうしたらよいでしょうか?
その秘訣は、
アンケートに記入の際、
「建てる時期:5年以上先」
と書くことですね。
これで間違いなく後回しになりますね。
住宅会社はどうしても、
急いでいる(6カ月~1年以内)人を
優先的に訪問しますので、
5年以上先ともなれば、
まずは安泰でしょうね。
さらに、
「親戚に大工がいるので任せます。
展示場はただの参考です」
と付け加えておけば、まず営業されないでしょう。
または、正直に
「今はまだ検討段階です。
当分建てることはありません」
というのも手です。
展示場に行く前にまず、
各メーカーで配布している小冊子などを見て
研究してみるのもいいかもしれませんね。
展示場は見るポイントを決めて
上手に活用してください。
本日はこれまでです
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。